
ヘルノの“ポンチョ”
シティ派ジェンツの魅惑ポンチョ
アウトドアブランドのフェス仕様と同位、そう決めつけてはいけない。なぜなら、ラグジュアリーなアウターウェアを中心に人々を魅了するヘルノが提案する、紛れもなく“シティ仕様”の大人ポンチョだからだ。
レインウェアの代表格ながら、誰もが持っているとは言い難いポンチョ。ゆとりあるスタイリングにマッチすることからオススメな訳だが、アウトドアブランドの“ガチポンチョ”を諸兄にご紹介するのは、ナンセンスかと。なぜなら、その多くは、ロング丈且つフェス仕様にカーキなどの自然に馴染む色になっているから。

それをそのまま、小誌の提案するコンサバな装いに合わせるのは限りなくNGに近いだろう。読者諸兄に合わせてほしいのは、本作のような上質で鮮やかなモダンなもの。襟付きで、若干丈も短く設定され、大きく前見頃についたポケットのデザインが利いたこちら。
あえてプルオーバーではなくコート型とすることで美しいドレープがきまり、歩く度に表情が変わる様は、なんとも魅惑的だ。デニムや軍パンでなく、スラックスを合わせたくなる、唯一無二のポンチョ、ぜひ入梅前にゲットしてほしい。
HERNO(ヘルノ)

デザイン性は勿論、機能性もヘルノならでは
極上の素材や確かなデザイン性で、時代の最先端を走るヘルノ。ラミナーシリーズの本作は、2レイヤーのゴアテックスを用いて、雨風はもちろん身体から発する汗による蒸れを溜め込まない。着心地はとても軽やかだ。フードは、襟の裏からジップで着脱可能と抜かりなし。